NHK「日曜美術館」を見て

白井晟一という建築家の話

#親方カタル

渋谷の松濤美術館を建てた人です、というとピンとくるのかな、

驚いたことは、京都に生まれ育った彼は、

秋田は我が実家近く幼少の頃その辺をウロウロ していたに違いない場所である

湯沢市の旧役場や酒蔵を建てていた事。

~そうだったんだ~! とがぜん興味が湧いたというわけでして。

丹下健三や、ル・コルビジェなど日本の建築 はもはやモダニズム全盛、 

その中で、彼はそれとは真逆のヨーロッパの石造りのような建築など、 

自分を貫き時代に全く迎合しなかったすごい人だ。

その建築の中に陰影や素材、光の独特な取り方にハッとした。 

冷たいはずの石やコンクリートが温かみを感じさせ、レンガの素材感も洞窟のような部屋も

ヨーロッパ的でもありながら白井独特な感性なのだろうなと思わせる。

縄文のプリミティブな感じもした。 

無意識の中に自然が溶け込んでるような感じがしてとても好ましく思った。 (NHK日曜美術館を見て)

植物を束ねる時、 どんな風な素材感で仕上げるか、

ツルっとしたものより、ゴワゴワしたり、ブツブツしたりするものに気持ちも粟立つ。

シルクよりもゴワゴワした麻、 植物も花よりもゴツゴツの実がじつは好きなのだ。

これも縄文人の血なのか?! なーんて。

そういえば、つくばセンタービルを作った磯崎新さんも

白井と深く交流があったらしいことを知り、これまた、 地元じゃんと驚い た。

今日Bocca3日目です。

Follow me!

NHK「日曜美術館」を見て” に対して1件のコメントがあります。

  1. 身内のもの より:

    東京タワー 京都
    湯沢 つくばと一本の線で繋がり
    とても不思議な気分でしたね。

    そもそも湯沢の会社に勤めたのが
    偶然というには運命的?でもあるなぁ…

身内のもの へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です